心の隙間を埋めるように出逢いを重ねてきた

うめちゃん、くまちゃん、そしてうずらちゃん

里親さんの物語

実在する元保護わんにゃんと

しあわせ便り

保護団体とお付き合いするきっかけを作ってくれた

駅へ向かう途中に野良猫がいるエリアがあって、毎年のように子猫が産まれていました。ある日娘が帰宅途中、子猫たちと遭遇。そのなかで1匹だけ人懐こい子がいて、その子がついて来てしまいました。でもウチにはすでに3匹の猫がいて、安易に迎え入れることができませんでした。ヤバいと思った娘は、その子猫を後ろ髪を引かれる思いで振り切り、帰宅しました。しかし……。その日以来、自宅マンションでその子猫をよく見かけるようになり、気にしながらもどうしようもできない日々が続きました。人懐こい子なので人を見るとついて来ました。

 

そうしたモヤモヤした日々を送るなか、保護団体が近くにあることを知りました。そして、その子へのお詫びというか、保護団体の子を引き取ろうと思い始めていたんです。で、引き取った子が、うめちゃんの次にお話ししようと思っている、くまちゃんでした。

 

くまちゃんは、よく鳴く子でした。そのせいで朝が早い我が家が目立ったのかもしれません。ある日の早朝、ベランダに、うめちゃんがいたんです。多分、くまちゃんの鳴き声に釣られて来たんだと思います。じぃーっと、うらやましそうにこちら側を見てました。たびたびベランダに現われるようになったので、くまちゃんがいた保護団体に相談をして捕獲器を貸していただき、捕獲を試みました。けれど警戒されてなかなか入ってもらえず、エサだけがなくなっていく状態でした。

 

で、考えた私は、エサを食べに来たスキを見て素手で捕まえることにしました。成功! そして保護団体へ預けることにしたんです。幸いにも病気ひとつなく、避妊手術も行ない、譲渡会に出してもらえることになりました。とにかく里親さんが決まるまでは!と思い、うめちゃんと一緒に譲渡会へ参加しました。しかし、なかなか決まりません。

 

……と、そのころ、じつは保護団体から引き取ったくまちゃんがFIPにかかってしまいました。そしてこのあと詳しく話しますが、結局くまちゃんは虹の橋に行ってしまい、それをきっかけに、里親さんがなかなか見つからなかったうめちゃんを迎え入れることにしたんです。

 

うめちゃんは、生まれてから保護されるまで、おそらく栄養状態がとてもよかったようです。その人懐こさで、近所の方からご飯をもらえていたんだと思います。実際ウチでも、ベランダに現われるようになってからは、捕獲するためにエサを置いていましたし。

 

なので、人にはものすごく愛嬌がある子でした。逆に生まれてからずっと野良生活だったためか、先住猫に対しては敵意しか持ってない様子でした。その敵意とは、言葉では表せないほどで(>_<) この時ばかりは、迎え入れたことを後悔してしまいました。

 

ウチの子になってから1年半が過ぎ、だいぶ慣れてはきましたがケンカは絶えません。でも、人間にはすごく懐く子なのでやっぱり可愛いい。

 

うめちゃんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。うめちゃんがいなかったら、保護団体の方々や保護団体にいたくまちゃんと出会うことはなかったからです。さまざまなきっかけを作ってくれたんですもの!

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写真に触れると大きな画像で見られます。

くまちゃんと出会えてよかった!今でも愛おしい

ある朝、鳴き声に気づいたその家の方が玄関の前に黒の子猫が置き去りにされているのを発見。猫好きの友人に連絡したところ、保護団体を紹介されて、その保護団体のシェルターに入ることになりました。保護団体の方が迎えに来るまで家主さん宅にいたようですが、とても人懐こく、物怖じしない天真爛漫な子だったみたいです。栄養状態も悪くなかったので、捨てられたのでは?と言われたようです。どれくらい野良生活をしていたのかは、わかりませんでした。

 

うめちゃんの紹介欄でお話ししたように、そういった環境の子を迎え入れたいという気持ちから近くの保護団体を調べて、里親募集をしている子たちをサイトで見て、くまちゃんが目に留まりました。譲渡会で実際にくまちゃんを見て、やっぱりこの子しかいないと思い即決しました。

 

保護された時はとくに問題はない状態で、保護団体で行なった血液検査でもすべて陰性で大丈夫でした。風邪も引いておらず、健康体でした。

とにかく人懐こい子だったので、すでにウチには3匹の猫がいたんですが、先住猫が警戒するのもおかまいなしにニャーニャーよく鳴き、可愛さをアピールしていました。ただ、ご飯を食べている時とおもちゃで遊んでいる時に邪魔すると、唸ったことには驚きましたね。

 

しかしくまちゃんはその後、残念ながらFIP猫伝染性腹膜炎にかかり、亡くなりました。ウチの子になってから、3ヶ月と2週間という短さでした。そのうちの1ヶ月は闘病生活だったので、あっという間にいなくなっちゃったっていうのが本音です。まだ生後7ヶ月だったので可哀想でたまりませんでした。もっともっと遊びたかったし、写真も撮りたかったし、もっと一緒にいたかった。

 

くまちゃんがウチの子になったとき、本当にいい子が来てくれたって思ってたんです。ホント、つねに思ってましたね。ウチのなかが明るくなったんです。正に太陽みたいな子でしたから。可愛くて人懐こくて、どの猫にもどの人にも動じなくて、本当にいい子だっのに……。そういう子は早く逝ってしまうんですね。私のなかで、くまちゃん以上に思う子はいません。今いる子たちには申し訳ないけれど、それくらい大好きで大事な、くまちゃんでした。

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ミルクボランティアがきっかけで楽しい出逢いがありました

うずらは、トマト畑でカラスに襲われただろうと思われる状態で、畑のおばあさんに助けられ、くまちゃんが保護されていたのと同じ保護団体に引き取られました。

 

うずらは幸い前足をひと針縫うだけの軽傷で済みましたが、おそらく兄弟たちは、カラスに襲われてしまったんではないかと思われます。軽傷で済んだうずらでしたが、背中の真ん中部分を突かれたのか皮膚にダメージを受けていて、しばらくフケのような粉が吹いていました。いまは綺麗に生え変わってますが、そこの部分の毛質は少し剛毛で、毛色も色が抜けてしまっているんです。かなりのダメージだったのでしょう。

 

そのころは子猫ラッシュで保護団体もてんやわんやだったらしく、通常のミルクボランティアの方だけでは間に合わず、ブログ等でミルクボランティアの募集がされていました。私も少しでもお役に立てればと思い、ボランティアを引き受けることにしていました。そこへ、先述の状況で引き取られたうずらがやって来たのです。

 

まだ生後3週間程度の歩けない状態で我が家にやってきたうずらは、カラスにやられたケガ以外はとくに問題はありませんでした。突かれた背中も見た目には痛々しかったですが、うずら自体は痛がってる様子もなく、ミルクをたくさん飲んで、スクスク育ちました。

 

けれど、早くに母猫と別れて母乳を飲む機会がなかったせいか、軟便気味の状態が続きました。たくさん飲んだり食べたりするのですが、つねにウンチは柔らかく、その処理だけが大変でした。うずら自身も飲んだり食べたりしたものがあまり身になっていない様子で、元気なんだけど食べても満腹感が得られなかったのかもしれません。よく人間の食べ物にも手を突っ込んだりしてましたし。体重も3㎏以上になかなかなれませんでした。

 

今は1歳を過ぎて、やっと合うご飯が見つかって、しっかりしたウンチになって来ました。たまにおやつを食べすぎてしまうと緩くなってしまいますが、気がついたら体重も4㎏になってました。ウチの猫のなかではいちばん歳下なんですけど、乳飲み子のころから甘やかされた環境だったので、いちばん威張ってます。遠慮がないんです。ほかの猫たちはタジタジになってます。

 

最初はミルクボランティアとして育てていたので、ミルクを離れたら保護団体へ返す予定でした。だけどもう、可愛くて手離せなくなってしまって……。保護団体へ無理を言って、ウチで引き取ることにしました。くまちゃんを亡くしてから1か月ちょっとしか経っていなかったので、くまちゃんからの贈り物だと思ってうれしさいっぱいでした。

 

ときどき、もしもくまちゃんが生きてたら、男の子同士、きっと仲良くなったんだろうなぁって考えたりもします。やんちゃ坊主のうずらがいてくれて、家中振りまわされてはいるけれど、楽しい毎日を送ることができています!

(2015年12月)

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