引っ越し先のマンションに住みついていたちくりんちゃん

セカンドオピニオンでようやく見つかった病に勝てず……

里親さんの物語

実在する元保護わんにゃんと

しあわせ便り

言葉を話せなくても、心で会話ができることを知った

2011年の末、現在の家に引っ越ししました。そのマンションの近辺に1匹の猫が住み着いてました。マンション内でもいろんな家でご飯をもらっていたため、保護は考えてませんでした。新入りの私達は、その猫に見向きもされない存在でした。

 

それから半年後の夏、たまたまくつろいでいたその猫に声をかけたんです。今まで逃げたり無視されたりだったのに、そのときは急にスリスリしてきました。家に帰ろうとするとついてきたり……。次の日も駐輪場で私の帰宅を待って、ついてきました。

 

動物が大好きな私達は、ご飯もあげてもいなかった我が家に遊びに来てくれるのがうれしくて、いつの日か「通い猫」から「飼い猫」に。保護したというよりかは、ちぃ(ちくりんちゃん)が我が家を選んで来てくれたという感じでした。

 

左後ろ足が痛いのか、びっこをひいたり、触ると怒ったりしてました。病院では、過去に事故に遭ってる可能性もあると言われました。ハンデがあるなか、お外に2年以上(近所の方の把握では)さまよっていたそうです。

 

大きな音が苦手で、雷や台風の日は怯えてました。外にいる頃も、雷の日にたまたま壊れて開いていたガスメーターボックスにひっそり隠れていました。野良だけど、風邪も引いてなく目ヤニもありませんでした。でも毛繕いが追い付かなく、身体中毛玉だらけでした。数ヶ月かけてブラッシングで全部取りました。

 

ちぃは初めて飼う猫だったので、何もかもが初めて知ることばかりでした。猫がこんなにも甘えん坊だなんて思ってもいませんでした。

 

しかし2013年年末、いきなり口の中を痛がりだし、口内炎、歯肉炎と診断されました。注射、点滴、投薬治療をしました。そのうち便秘になり、食欲も落ち、2週に1回くらい点滴に通いました。明らかに様子がおかしかったので血液検査の相談をしましたが、1年前の数値が正常だから、やらなくてもいいと言われ、それまでの治療を続けました。

 

4月に入ってから、様態はさらに悪化。いつも飛び乗る柵にジャンプしても届かない、寝たきり、痩せているなどなど。そこで、知り合いの行っている病院にセカンドオピニオンのお願いをしました。極度の脱水症状、結果は腎不全でした。10日間の入院。

 

最終的には尿毒症になり、2014年4月24日、自宅で私とふたりきりの時に虹の橋を渡りました。辛かっただろうに、後悔ばかりです。

 

ちぃが我が家に来てくれたことは、感謝しかありません。一緒にいられた時間は短くても、私たちを選んでくれたこと、たくさんの笑顔をくれたこと、いやしてくれたこと、すべてに「ありがとう」って言いたい。

 

そして、猫は人間の言葉は話せないけど、理解する力はあること、感情表現をしてくれることを知りました。甘えてくれたこと、頼りにしてくれたこと、本当にうれしく思ってます。人間の言葉で会話できなくても、ちゃんと通じてるんだなって実感しました。

(2015年12月)

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